出版社「書店営業」ってどんな仕事?仕事内容を簡単にまとめました!

出版

出版社の営業職はとくに「書店営業」や「出版営業」などと呼びますが、いったい何でどんな仕事をしているのか?

今回は、出版社の営業の仕事内容について書きました。

 

出版社の営業職「書店営業」ってどんな仕事?

まず、大まかに営業の仕事といえば、自社の商品を顧客に勧めて購入を促すということですよね。

書店営業も自社の商品を顧客に売るということが基本的な仕事です。

書店営業における自社は「出版社」であり商品は「本」

顧客は本を置いている「書店」や書店を訪れる「お客さん」を指しています。

 

そして、書店営業の仕事内容を簡単に2つに分けると以下のようになります↓↓

①出版社の本を書店に置いてもらうこと。
②書店に置いてもらっている本の売り上げを伸ばすこと。

これが書店営業の主な仕事なのです!

 

仕事内容①「出版社の本を書店に置いてもらうこと」

いくらいい商品でも社内に閉じ込めていては意味がありません。

人目に触れて売れてなんぼですよね。

商品である「本」を人目に触れる「書店」に置いてもらうのが仕事です。

主に発売前の新刊であったり、すでに発売されている既刊の中から売れているものなどを書店に案内して店頭に置いてもらいます。

細かい仕組みはいろいろありますが、新刊が発売されると自動的に書店に入るものではなく、営業の影の努力によるものなんですね。

 

仕事内容②「書店に置いてもらっている本の売り上げを伸ばすこと」

実はこれが書店営業の仕事の醍醐味。

書店営業の仕事は、本を書店に置いてもらえたら終わりというわけではありません。

書店の顧客である「お客さん」に本が売れないと、出版社と書店のどちらの利益にもなりませんからね。

本を置いてもらえたからといってまだ安心はできません。

書店の本の売り上げを伸ばすことが、大事な仕事なのです。

売り上げを伸ばすために、書店での本の展開方法を考えたり、本のフェアやイベントを企画したりしてお客さんに本が売れるような提案をします。

売り文句を記したPOPを添えたり、季節とか地域の催しに絡めたイベントを企画したり、提案の幅は無限にあります。

本の売り方を考えて売り上げを伸ばすことが、仕事の大きなやりがいであり、楽しさでもあります!

販売戦略みたいなマーケティング要素があるのが仕事の面白味です。

書店営業はそういうことを考えるのが好きな人には向いてる仕事だといえます。

 

まとめ

書店営業の仕事内容をまとめます!

①出版社の本を書店に置いてもらうこと。

②書店に置いてもらっている本の売り上げを伸ばすこと。

とくに、本の売り方を考えるのが仕事のやりがい、面白味です!