出版社と書店との間には取引関係がありますが、その関係を良好に保つのが書店営業の仕事のひとつ。
それなのに書店を怒らせてしまい、その店を出禁になんかなってしまうと、双方にとって大きな悪影響となりますよね。
そうならないよう本記事では、書店営業を行う上で最低限注意すべき点を3つまとめました。
たったの3つなので、必見です。
書店営業において、最低限注意すべき3つのこと
順番に見ていきましょう。
注意点①「書店のお客様を最優先に考える」
書店への営業は、当然ですが書店がOPENしている時間帯に行きます。
ということは、書店員さんや営業マン以外にも、本を買いに来ている一般のお客様が店内には大勢いることになります。
書店営業する際は、このお客様が最優先です。
くれぐれも邪魔になるようなことがあってはいけません。
たとえ棚を見ながら商談している最中であっても、お客様から書店員さんへ問い合わせがあったときや、レジが混んできたときなどは、商談を中断します。
構わずに話を続けているような営業は、書店にとって邪魔でしかありません。
お客様対応が終わり、様子をうかがってから商談を再開してください。
そこは意識しておいてください。
注意点②「商品である書籍や雑誌を大切に扱う」
書店の棚に置いてある書籍や雑誌はすべて商品です。
くれぐれも大切に扱ってください。
たとえば、我々営業マンが書店に並べてある書籍の上にカバンを置くようなことがあったら、100%出禁になってしまうでしょう。
常識的に出版業界にはそんなことをする人いないと思いたいですけどね。。
注意点③「注文冊数の改竄をしない」
これももはや常識ですよね。
書店からの注文冊数を改竄(かいざん)してはいけません。
書店員さんに書籍の案内を終えると、注文書に希望の冊数を書いてもらいますが、これを後から書き変えるのはダメです。
たとえば、ノルマのある出版社に勤めているとして、
「今月のノルマ達成が厳しいから、30冊の注文を50冊に書き変えよう。」
「新刊の指定数を勝手に20冊にしておこう。」
なんていうこと、絶対にしないでください。
言わなくてもわかりますよね。
相手の同意があるならいいですが、同意なくこんなことをするのは犯罪にもなりかねます。
その出版社の信用問題に関わるのでやめておきましょう。
まとめ
書店営業を行う上で、最低限注意すべき点3つ
・書店のお客様を最優先に考える
・商品である書籍や雑誌を大切に扱う
・注文冊数の改竄をしない
これらを守って営業をおこないましょう!